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ようこそ天の国へ
晴佐久昌英 著
重版出来。晴佐久昌英神父のカトリック高円寺教会における説教集(4)──神の愛を告げる「福音宣言」がこの世を救い、さらなる尊い世界を作り出す。
(A5判・370頁・本体1800円)
2025年9月17日[978-4-902211-38-2 C3016]
わたしは救われた
晴佐久昌英 著
重版出来。晴佐久昌英神父のカトリック高円寺教会における説教集(3)──みことばが魂に届くとき、神の手が心に触れるとき、そこに天の国は実現する。
(A5判・344頁・本体1800円)
2025年9月17日[978-4-902211-25-2 C3016]
希望はここにある
晴佐久昌英 著
重版出来。晴佐久昌英神父のカトリック高円寺教会における説教集(2)──46編の救いの宣言。心と心がつながる瞬間「すべての闇は光に向かう」。
(A5判・344頁・本体1800円)
2025年9月17日[978-4-902211-17-7 C3016]
ドクター・ルーツ
─パキスタンのマザー・テレサ─
燕田つばめ 文と絵
「マリアの御心会」の修道女でハンセン病患者ために生涯を捧げ「パキスタンのマザー・テレサ」と呼ばれたルーツ・ファウ(1929〜2017)の生涯を描く。
(B5判横・28頁・本体700円)
2025年9月3日[978-4-911258-05-7 C0716]
原子爆弾の中を生き延びる
ペドロ・アルペ/フーベルト・チースリク 著、おがた・もとこ 絵、緒形 隆之 訳
1945年8月6日、広島・イエズス会長束修練院にて2人の司祭が体験した原子爆弾の悲劇を描いたノンフィクション絵本。被曝した市民を助けつつ、「核と生命は相容れない」と悟る彼らが目にしたものとは。日・英・スペイン3か国語による表記。
(B5判横・32頁・本体900円)
2025年7月31日[978-4-911258-02-6 C0716]
東方キリスト教研究
エイコーン 52号
東方キリスト教学会 編
【目次】「巻頭言 東方キリスト教学会の「来し方行く末」」(桑原直己)、「聖セルギウスから聖サルキスへ」(浜田華練)、「キュロスのテオドレトス『詩篇註解』序文 日本語訳」(砂田恭佑)、「苦い塩水から甘い真水に変わったロゴスとしてのテキスト」(窪信一)、「母よ、悲しむことなかれ」(メアリー・B・カニンガム、翻訳・袴田玲)、「東方キリスト教諸教会における「聖なるもの」への崇敬」(浜田華練)、「中世コプト教会の聖人崇敬におけるビザンツ教会の影響」(辻明日香)、「アトス山カラカル修道院におけるジョージア/グルジア宗教文化遺産」(前田弘毅、オクロピリ・ジクリ)。
(A5判・114頁・本体1600円)
2024年6月30日[ISSN 0915-4507]
神の国は近づいた
─イエスによる神の国のたとえ話と行い─
レナト・フィリピーニ 著
聖なる読書によってみことばを祈る「レクティオ・ディヴィナ」シリーズの4作目。厳選されたみことばを黙想し、日常の中で神の語りかけを活かす。
(四六判・162頁・本体1000円)
2025年6月3日[978-4-911258-04-0 C3016]
東北キリシタン探訪
仙台白百合女子大学カトリック研究所 編
キリシタンが命を賭してまで守りたかったものとは?禁教下を生き抜いた東北キリシタンの真実の姿に迫る。現代世界に響く慟哭と希望のメッセージ。歴史学、女性史学、郷土史研究、博物学、文学、教育学、神学の協働が東北で結実。マクロとミクロの視点から描き出すキリシタンの実像。──珠玉の講演・論考10編を収録。
(A5判・400頁・本体2200円)
2024年4月8日[ISBN978-4-911258-03-3 C3016]
「神」の彼方
ウィリギス・イェーガー 著 八城圀衛 訳
ドイツにおけるキリスト教霊的指導者の一人であるイェーガーがこれまで語ってきた霊性の道の要点を簡潔にまとめた遺書的著作。一人ひとりが自己を見つめ直し、真正の自己を追求するために。
(四六判上製・128頁・本体1500円)
2024年3月11日[ISBN978-4-911258-01-9 C3016]
サンティアゴ巡礼紀行
酒井俊弘 著
12日間の巡礼記。著者による10回の説教と巡礼にまつわるエッセイを収録した。参加者のバラエティー豊かな感想文や巡礼地を彩る秋の風景写真も満載。オールカラー。
(A5判・56頁・本体1200円)
2024年2月8日[978-4-911258-00-2 C3016]
モラル
─何をどう考え、どう行うか─
梶山義夫 編
現代社会が失いつつある「モラル」を再考する。神学、哲学、霊性神学、人間学、教会法、社会学、仏教学など様々な分野から11のエッセイを収録。──モラルの探究とは、神の望み(トーラー)を見出し自己変革する努力である。それゆえ聖書は「主を畏れることは知恵の初め」(箴1・7)だと我々を励している。
(B6判・410頁・本体1300円)
2023年12月16日[978-4-907991-99-9 C3016]
東方キリスト教研究
エイコーン 50,51合併号
東方キリスト教学会 編
【目次】「ウクライナにおける東方正教会の現況」(小野成信)、「古代ギリシアにおける対話による説得の現場」(高橋雅人)、「論争・探究・説得・演示」(砂田恭佑)、「ニュッサのグレゴリオスの対話篇『魂と復活について』における真理探究」(山根息吹)、「ニュッサのグレゴリオスにおける人類的連帯を創り出す神化の道行き」(山根息吹)、「救済史の中の「科学」と「宗教」」(福井祐生)。
(A5判・148頁・本体1600円)
2023年12月8日[ISSN 0915-4507]
〈新装版〉ウイリアム・ピット
─大英帝国に命を捧げた小ピットの生涯─
大嶋かず路 著
18世紀後半の英国における財政難、自由主義の勃興、革命、戦争─。危機の時代の英国で、和解の提唱者として国を導いたウィリアム・ピットの足跡を教会との関連をふまえつつたどる。《真の愛国者、真のリーダーとは》。2022年に発行した同名書籍の新装版。
(A5判・552頁・本体3800円)
2023年10月16日[978-4-902211-98-2 C3022]
新約聖書ギリシア語の文法解説
─シンタックスについての学習者のための手引き─
ディーン・P・ベシャルド 著/山中 大樹 訳
新約聖書ギリシア語初級を学び終えた学習者が新約原典を読むための実践的な助けを得るために。教皇庁立聖書研究所で新約釈義とギリシア語を講じる著者による解説。第1章─シンタックス、第2章─格の用法、第3章─動詞の時称と法、第4章─分詞のシンタックス、第5章─不定詞の用法、第6章─接続詞と文副詞、第7章─前置詞、第8章─条件文、第9章─新約聖書ギリシア語へのセム語的影響、第10章─ギリシア語句のアクセント。
(A5判・194頁・本体2000円)
2023年8月1日[978-4-907991-97-5 C3016]
癒しと救い
─「障害の神学」から「癒しの神学」へ─
宮永久人 著
障がいを抱える者がいかに神と向かい合い、真の信仰の道を見いだすのか。この大きなテーマに対峙し、自らの苦難の体験と多様な現代思想を駆使して、真摯に探求していくドラマチックな著作である(英隆一朗神父「推薦の言葉」)。
(四六判・136頁・本体1500円)
2023年7月14日[978-4-907991-96-8 C3016]
正誤表
神さまは私たちと共にいる
バレンタイン・デ・スーザ 著
1985年発行の旧版から40年近くにわたって読み継がれてきた名著の復刊。信徒向けの講座で語ったキリスト教のエッセンスが短い文章で綴られる。カトリック信仰の入門書として最適の一冊。
(B6判・76頁・本体700円)
2023年6月28日[978-4-907991-95-1 C3016]
カトリック教会は刷新できるか
─〈信仰・組織・倫理〉に関する教理省・国際神学委員会の公文書の翻訳と解説(2014-22年)─
阿部仲麻呂、田中昇 編/阿部仲麻呂、久充、田中昇 訳
ポストコロナ時代の教会を導く7つの公文書を収録する。今日のカトリック教会で現実に見られる信仰上の問題を見定め、分析し、解決への道筋を示す。
収録文書=@教皇庁教理省国際神学委員会『教会の生活における信仰の感覚』、A教皇庁教理省国際神学委員会『秘跡による救いの営みにおける信仰と諸秘跡の相互関係性』、B教皇庁教理省による教会の生活および使命のための「位階的な賜物」と「カリスマとしての賜物」の関係についてのカトリック教会の司教たちへの書簡『教会は若返る』、C教皇庁教理省国際神学委員会『教会の生活および使命における協働性 』、D教皇ヨハネ・パウロ2世『教理省に留保されるより重大な犯罪に関する規則』と共に公布されるべき自発教令形式による使徒的書簡『諸秘跡の聖性の保護』、E教皇庁教理省『教理省に留保される犯罪に関する規則』、F教皇庁教理省『聖職者による未成年者への性的虐待事例を扱う手続きにおけるいくつかの点に関する手引きVer. 2.0』。
(A5判・468頁・本体3000円)
2023年5月16日[978-4-907991-94-4 C3016]
いのちの扉に光射して
─浦田カズ代 絵画・詩集─
浦田カズ代 著
第1部は、上品で色彩豊かな作品を多数収録した「絵画作品集」。第2部は、おもに光をテーマにした信仰的な作品をまとめた詩集、という2部構成。
(148×148上製・96頁・本体1600円)
2023年5月13日[978-4-907991-93-7 C3016]
フライベルクのディートリヒ 『知性と可知的なものについて』
西村雄太 訳
1300 年前後に活躍したドイツ・ドミニコ会の神学者フライベルクのディートリヒの主著の翻訳と解説。「知性は或る意味では個々人を超えた普遍的なものとして理解され、我々人間の精神に属するものというよりは、むしろ我々人間の精神が一種の生命としての知性の内に属するものと理解される。もしこのこと彼と共に真剣に考察するのであれば、我々は知性が神の完全な像として理解されるという結論に至るかもしれない」。
(A5判・192頁・本体4200円)
2023年4月24日[978-4-902211-92-0 C3010]
西方キリスト教の女性
─その霊的伝承と雅歌の伝統─
「キリスト教と女性」研究会 編
西方教会の「雅歌」の解釈史を取り上げつつ、ジェンダーによってもたらされる解放的・生成的側面に光を当て、同概念を再考する。
執筆者=袴田玲、村上寛、坂田奈々絵、阿部善彦、鶴岡賀雄、寒野康太、宮本久雄。
(A5判・268頁・本体2000円)
2023年4月10日[978-4-907991-91-3 C3016]
ひびきあう日本文化と福音
─三者三様のおもい─
阿部仲麻呂/諏訪勝郎/橋勝幸 著
日本文化と福音とが相互浸透的に影響を及ぼし合ってキリストの救いの意義をより一層鮮明にする。「地球規模的な神学」の構築に向けた意欲的著作。前篇の「ながれるおもい─キリスト教感性史の試み」(阿部仲麻呂)と後編の阿部仲麻呂・諏訪勝郎・橋勝幸各氏による「論考篇」からなる。
(A5判・532頁・本体3000円)
2023年3月15日[978-4-902211-85-2 C3016]
いのちと霊性
─キリスト教講演集─
仙台白百合女子大学カトリック研究所 編
生きる意味とは何か。現代人の希望はどこにあるのか。混迷する世界の中で、他者のために、他者と共にいのちが輝くための霊性のありかを探る。死生学・医学・哲学・神学・宗教学・文学・教育学・人間学・経済学・地球環境学が交差する──14名の珠玉の講演を収録。
(A5判・474頁・本体2500円)
2023年2月6日[978-4-902211-90-6 C3016]
すっくと立とう 我が友よ
─香山芳久著述集─
香山芳久著述集編集委員会 編
元カリタス女子短期大学学長であり、長きにわたり慶應義塾普通部教員として教壇に立った香山芳久の著作集。【目次】T.学校はみんなで創る、U.心の未知の部分に種を蒔く、V.慰めと癒やし、W.我が友よ─普通部の四十年間から未来へ。
(四六判・300頁・本体1400円)
2022年12月26日[978-4-902211-89-0 C3037]
聖性への道のり
越前喜六 編著
「聖性」というカトリック信仰の到達点に、いかにして近づけるのか。その理解と実践をわかりやすく伝える。「神はわたしたちを愛して、御自分の前で聖なる者…にしようと、キリストにおいてお選びになりました」(エフェソ1・4)。このみ言葉が語る霊的祝福を生きるためのヒントがつまったエッセイ集。
(B6判・312頁・本体1200円)
2022年12月8日[978-4-907991-88-3 C3016]
主日の聖書解説〈A年〉
雨宮慧 著
主日のミサで朗読される三つの聖書箇所(旧約、使徒書簡、福音書)の基本的な意味を明らかにし、各書の相互関係に重点をおきながら全体のメッセージを浮き彫りにする。──ミサの準備、聖書の学びに最適。
(A5判・372頁・本体2000円)
2022年10月31日3版[978-4-902211-28-3 C3016]
みことばに聴く
吉池 好高 著
説教集。東日本大震災という未曽有の大災害が起きた年に、カトリック高円寺教会の主日のミサで語られた説教をまとめました。苦難の中で語られた60編の説教は、キリスト教の本質を説き明かしたとても分かりやすい内容で、信仰内容を再確認したい人、キリスト教とは何かを知りたい人にとって最適の一冊です。
(A5判・268頁・本体1800円)
2022年10月14日[978-4-902211-86-9 C3016]
霊的指導の実践
ウィリアム・A・バリー+ウィリアム・J・コノリー 著/村上芳隆+清水 弘 訳
霊的指導をする者、受ける者、その両者が共に神と呼ぶ〈神秘〉と出会うために。霊的指導、黙想指導にかかわるすべての人の必読書。「指導者は教える人ではない。神と人とが出会うこと。これが最終目標である。指導者の役割は指導を受ける人を神に向かうように助けること。そのために、自分もまた神に向かう人として同伴するのである」(あとがき)。
(A5判・312頁・本体2100円)
2022年8月15日[978-4-907991-84-5 C3016]
よかったね、よかったね。Good. Good. Life is Good.
《軽装版》
木村 恵子 文/biibi(びーび)訳/そふぃあ 絵
「どうして せんそう するの?」
子どもたちが 大人たちにききました。でも、だれも こたえられませんでした。うみべ村、はたけ村、のやま村は、それぞれみんな楽しくくらしていました。日曜日には、ひろばにあつまって、たべて、のんで、うたって、おどる。ところがある日、ひろばに高いかべができて……。
今、本当に考えたいことを、静かに語りかけてくれる。《日本語と英語のバイリンガル絵本》
(B5判・64頁・本体1000円)
2022年7月22日[978-4-907991-83-8 C8771]
聖性への招き
─ふつうのおばさん、おじさんも聖人に─
酒井 俊弘 著
あなたも聖人になれる! カトリック大阪大司教区補佐司教(オプス・デイ属人区)が司祭時代に行った、仕事を通して聖性にいたる道を説く講座を収録。ユーモアに富んだエピソードを交え、第2バチカン公会議のメッセージ「教会における聖性への普遍的召命」をわかりやすく解説。
(A5判・112頁・本体1000円)
2022年6月25日再版[978-4-902211-82-5 C3016]
現場から現場へ
─宣教司牧の気づき─
レナト・フィリピーニ 著
キリストとの出会いを深め、与えられた信仰の賜物を生活や社会の中で活かすために──多くの実例を参考に具体的な道を示す。「福音宣教は難しい」という人への提言。ヨゼフ・アベイヤ司教(福岡教区)推薦。
(四六判・108頁・本体1000円)
2022年6月15日[978-4-907991-82-1 C3016]
古代キリスト教の女性
─その霊的伝承と多様性─
宮本 久雄 編
東方キリスト教に関わった女性たちの霊性、協働体での働き、修道・結婚などについて洞察を深めつつ、同時に西方キリスト教教父ないし神学者の生き方、霊性、著述などを探究した最新の論考。執筆者=宮本久雄、山田順、足立広明、山田望、阿部善彦、鶴岡賀雄。
(A5判・220頁・本体2000円)
2022年4月11日[978-4-907991-81-4 C3016]
パトリスティカ 24・25号合併号
教父研究会 編
【目次】巻頭言(高橋英海)、「体罰否定は教育の放棄か?─ヨアンネス・クリュソストモスの『箴言』13章24節釈義とその背景」(砂田恭佑)、「神の友の形成─盲目のディデュモスの著作における模範的教師としてのアブラハムとヨブ」(ピーター・スタイガー)、「〈神学者〉の言葉の伝統─ナジアンゾスのグレゴリオスとビザンツの教養」(窪信一)、「〈停思快〉について─決疑論から芸術論のひとつ手前へ」(森元庸介)、「近世イングランドにおける聖ヒエロニュムス受容と主教制の問題」(李 東宣)、「アウグスティヌスにおける認識と生をめぐって─『三位一体論』10・5・7の解釈」(小沢隆之)、「『パウロ神秘論』の提案すること」(宮本久雄)、「有賀ハヤトロギアから宮本エヒイェロギアへ─〈脱在〉と〈物語り論〉の観点から」(田島照久)、「スュランにおけるパウロ研究序説─『パウロの神秘論』の風を受けて」(渡辺優)、「日本近代の哲学・神学の歴史からの宮本久雄〈パウロの神秘論〉T」(黒住真)。
(A5判・208頁・本体2000円)
2022年3月30日[ISSN 1341-9439]
ロザリオの祈り
─ニコラオ・プレシュル神父の講話II─
小野崎 良子 編
「ニコラオ神父様が、ロザリオの祈りを捧げながら歩いているときに、突然十五の玄義の流れが鮮明に示され、ご自分の中でまとまったその内容をわたしたちに語られました」(「はじめに」より)。ニコラオ師亡き後、師の薫陶を受けた信徒たちによって記録された講話が1冊の本に。中川博道師(カルメル会)推薦。
(A5判・184頁・本体1500円)
2022年3月4日[978-4-907991-80-7 C3016]
ナチスに声を上げた男
─ミュンスター司教フォン・ガーレン─
マルクス・トラウトマン 著/櫻井金昭 訳
「生きるに値しない命などあるのか!」。クレメンス・アウグスト・フォン・ガーレンは、ナチスに対するドイツカトリック抵抗運動のシンボル的存在の一人である。1941年夏、逮捕・投獄を覚悟して行った説教は広く国内外に伝えられ、障害者の強制的安楽死政策を中止させるきっかけとなった。本書は、2005年列福された「ミュンスターの獅子」の生涯を多くの資料とともにたどる。ナチスの政策を糾弾した伝説の説教を収録。
(四六判・202頁・本体1600円)
2022年2月17日[978-4-907991-79-1 C3016]
「恵みの力は、弱さのなかでこそ発揮される」
─アンドレ・ヴァン・カンペンハウド神父司祭叙階70周年記念─
カンペンハウド神父記念誌編集委員会 編
カンペンハウド師の説教、講演、小論、ツイッターの記事を中心に収録。親しい人々の寄稿文も掲載した。同師の足跡をたどりつつ、横浜教区の一時代が綴られる。
(B5判上製・168頁・本体1200円)
2021年12月15日[978-4-907991-77-7 C3016]
聖母マリアの御心崇敬
─歴史的展開とその日本的・現代的意義─
坂本久美子 著
マリアの「無条件の母性愛」とその愛の溢れとしての「自発的自己奉献」を求めて──。キリスト教における「心」の概念を神学的に分析し、その人格的・霊的深さを明らかにしつつ、日本のキリシタン迫害と深く関係する「マリアの汚れなき御心への崇敬」についてその神学的意義を提示した最新の神学書。
(A5判・400頁・本体2200円)
2021年12月8日[978-4-907991-78-4 C3016]
いのちの扉に風が吹くとき
─浦田カズ代 絵画・詩集─
浦田カズ代 著
心温まる柔らかい色彩の絵画と神の霊の息吹かれた希望と喜びの言葉。
(148×148上製・100頁・本体1500円)
2021年12月8日[978-4-907991-76-0 C3016]
真福
─ここに幸あり─
越前喜六 編著
真の幸福は、福音書にある「真福八端」にある──レンゾ、越前両師の論考に加え、8人のイエズス会士がマタイ福音書の「真福八端」の言葉を、1人1節ずつ、それぞれの視点からわかりやすく解説する。また同会以外の執筆者による貴重な考察も収録した。
(B6判・354頁・本体1200円)
2021年11月24日[978-4-907991-75-3 C3016]
私のイエス探究
桔梗原 無庵 著
在ドイツの信徒神学者である著者が、聖書学の知見を用いつつ確固とした哲学的神学的前提に立ち、イエスを語る。堅苦しい学術的なものではなく、個人的な体験も交えながら軽快な筆致で書かれているので読みやすく、個人の独習用に最適の一冊。「信仰・真理・福音・救い──すべてはイエスと心の対決をすることで明らかに」。
(A5判・298頁・本体2200円)
2021年10月8日[978-4-907991-74-6 C3016]
遠藤周作と芥川龍之介
─史料分析からみたそのキリシタン理解─
香川 雅子 著
遠藤周作と芥川龍之介は、それぞれどのようなキリシタン史料を用い、それをいかに理解して小説を執筆したのか。この未開拓の分野を緻密な史料分析によって明らかにした最新研究。
(A5判上製・242頁・本体4200円)
2021年9月22日[978-4-907991-73-9 C3016]
聖ニューマンの生涯
─教会の改革に生涯を捧げた転会者の心の物語─
柳沼 千賀子 著、阿部仲麻呂 解説
第2バチカン公会議に大きな影響を与え「現代のための聖人」とも評されるJ・H・ニューマン枢機卿(2019年列聖)の足跡をたどる。巻末にニューマンの神学・思想に関する解説[阿部仲麻呂]を収録した。現行でもっとも詳細な評伝。
(四六判・192頁・本体1400円)
2021年7月20日[978-4-907991-72-2 C3016]
東方キリスト教研究
エイコーン 49号
東方キリスト教学会 編
【目次】「ニュッサのグレゴリオス『詩編の注記について』における万物回復論」(山根息吹)、キュロスのテオドレトス『詩篇註解』における題解釈と救済史観(砂田恭佑)、《第18回シンポジウム》「シンポジウムに思う─受肉の神秘の前に─」(谷 隆一郎=司会者)、「『人間の神化』は語り得るものか?」(大森正樹)、「東方キリスト教の伝統とトマス・アクィナスにおけるキリスト論」(桑原直己)、「エックハルト思想における受肉と神化」(田島照久)、「ゾイゼの受難神秘思想における『十字架』の神化思想」(阿部善彦)。
(A5判・114頁・本体1500円)
2021年6月30日[ISSN 0915-4507]
神父燦燦
─カトリック司祭58人に聴く─
カトリック新聞社 編
「カトリック新聞」で「司祭年」(2009〜2010年)に合わせて企画した同名コラムをまとめたもの。全国各地の司祭たちに神父になったきっかけや、神学生時代の思い出、司祭生活における転換点などをインタビュー。「神父ってどんな人?」という問いかけに、その素顔を描く。
(A5判・208頁・本体1200円)
2021年5月13日再版[978-4-907991-65-8 C3016]
道 〈新装改訂版〉
聖ホセマリア・エスクリバー 著 新田壮一郎 訳
現代の「イミタチオ・クリスティ」と呼ばれ、数百万人もの読者を獲得してきた霊的書物の名著。50か国語に翻訳され、多くの人々の人生を照らしてきた黙想のしおり。
(A6判・308頁・本体1300円)
2021年4月26日[978-4-907991-71-5 C3016]
使徒信条を詠む
─キリスト教信仰の意味と展望─
阿部仲麻呂 著
「三位一体論」にもとづく『使徒信条』の本格的な解説書。カトリック鷺沼教会での講座(『使徒信条』全24講)の内容を中心に、関連する14の論考を収録。信仰の豊かさを保ちつつ正確に把握し、平易なメッセージへと変換した教義学の基本文献。
(A5判・466頁・本体2100円)
2021年4月15日再版[978-4-907991-69-2 C3016]
主の母マリア
─カール・ラーナーに学ぶカトリック・マリア神学─
光延一郎 編著
K・ラーナー『マリア、主の母』を読み解きつつ、さらに詳細な解説を加えた最新のマリア論解説書。「神の母」「処女懐胎」「終生処女」「無原罪の宿り」「被昇天」など 聖母マリアへの崇敬の教義的内容を明らかにした。
(A5判・314頁・本体2400円)
2021年4月16日[978-4-907991-66-1 C3016]
日常の中の聖性
白百合女子大学キリスト教文化研究所 訳
世俗化した現代社会において、人間に聖性のしるしがどのように刻印され、また見出されうるのか。文学・芸術学・人間学・倫理学・宗教哲学・霊性思想・神学の諸領域からこの問題を追究した9論文を収録。
(A5判・208頁・本体2000円)
2021年3月19日[978-4-907991-69-2 C3016]
聖体礼儀の注解
ニコラオス・カバシラス 著 長屋房夫 訳
ビザンティン神学の最後の一人ニコラオス・カバシラスによる歴史的著作。「聖なる感謝祭」〔エフハリスティア〕の意味を完璧に表現し、「十字架の犠牲の出来事こそが人間の救いを導き出す」ことを強調した典礼(奉神礼)神学の記念碑的作品。
(A5判・136頁・本体2000円)
2021年3月19日[978-4-902211-70-8 C3016]
正教会の暦で読む 毎日の福音
イラリオン・アルフェエフ 著 小野成信 訳
ロシア正教会の府主教であり、指導的神学者の一人である著者による福音書の解説。東方正教会の伝統と霊性に立ちつつ、四福音書を説き明かす。典礼暦にしたがって綴られた全354話を収録。現行で唯一入手可能な正教会の福音解説書。聖書によって信仰生活を見直す道しるべに。
(A5判・576頁・本体3600円)
2021年3月2日[978-4-902211-68-5 C3016]
改訂新版 ゆるしの秘跡と内的法廷
─免償を含む実践上の課題と指針─
田中昇 編訳
旧作を改訂、120頁ほど増補し、ゆるしの秘跡に関する最新の司牧上の課題と指針を網羅した。パンデミック下でのゆるしの秘跡、免償に関する教皇庁文書を収録。信仰生活を霊的に立て直すための必読書。司牧者、霊的指導者必携の一冊。
(A5判・282頁・本体2400円)
2021年2月15日[978-4-907991-67-8 C3016]
祈りについて
イラリオン・アルフェエフ 著 ロシア正教会駐日代表部(ポドヴォリエ) 訳
ロシア正教会の府主教であり、指導的神学者の一人である著者による祈りの解説。「ロシア正教徒に向けて書かれたものですが、カトリックやプロテスタントのキリスト教徒にとっても新しい視点を得させ、何かを発見する機会となれば幸いです」。
(四六判・104頁・本体1000円)
2021年1月15日[978-4-907991-65-4 C3016]
道
─わが道を往く─
越前喜六 編著
志をもって歩んでこそ、真実と愛と幸福が垣間見えてくる。それぞれが信じゆく多種多様な道を11人の「旅人」が語る。珠玉のエッセイ集。
(B6判・314頁・本体1200円)
2020年11月27日[978-4-907991-64-7 C3016]
主日の聖書解説〈B年〉
雨宮慧 著
主日のミサで朗読される三つの聖書箇所(旧約、使徒書簡、福音書)の基本的な意味を明らかにし、各書の相互関係に重点をおきながら全体のメッセージを浮き彫りにする。──ミサの準備、聖書の学びに最適。
(A5判・332頁・本体1800円)
2020年10月29日再版[978-4-902211-39-9 C3016]
病の神学
ジョン=クロード・ラルシェ 著 二階 宗人 訳
病気は人間であることの条件と関係づけられている──病気とその痛みの治癒、そして人間の霊的な全面的な救いを教父たちの神学に依拠しつつ、キリスト教の視点から展望する。キリスト教の霊的伝統から「病」を問う。
(A5判・184頁・本体3200円)
2020年8月27日[978-4-907991-63-0 C3016]
〈生きる意味〉の教育
─スピリチュアリティを育むカトリック学校─
加藤美紀 著
青年期の生きる意味を支える教育とは何か。スピリチュアリティをキーワードとして、フランクル思想と物語論(ナラティヴ研究)を手がかりに解明を試みる。高校・大学の教育現場のみならず、教会の福音宣教、霊性研究、一般教養にも役立つ知見を幅広く紹介し、生きる意味を見失いがちな現代人に希望の在りかを示唆する一冊。
(A5判・462頁・本体3000円)
2020年6月16日[978-4-907991-62-3 C3016]
カトリック教会の婚姻無効訴訟
─ローマ控訴院の判例とその適用─
田中昇 編著、高久充+ダニエル・オロスコ+田中昇 翻訳・監修
聖職者、修道者、教会共同体そして教会法務担当者にとって婚姻訴訟という教会の救いの手立てをますます有益かつ的確に用いるための実務マニュアル。実際の判例を多く取り上げ、破綻する婚姻関係にどのような問題が生じているのか具体的に記述する。結婚の秘跡に関わるすべての人に。
(A5判・580頁・本体3400円)
2020年5月31日[978-4-907991-59-3 C3016]
日々の暮らしの中で
─信仰を育て、実践する─
レナト・フィリピーニ 著
レクティオ・ディヴィナ・シリーズの3作目。「主の祈り」と「八つの幸い」を中心に、信仰生活を祈りとともに生きるためにみ言葉を解説する。白浜満司教推薦。
(四六判・154頁・本体1000円)
2020年4月16日[978-4-907991-61-6 C3016]
光とカタチ
─中世における美と知恵の相生─(シリーズ 教父と相生B)
宮本久雄 編著
教父たちが残した思想的遺産と宗教芸術の関連を「光とカタチ」という観点から問う。2019年に開催されたシンポジウムから厳選された論文を収録。執筆者=宮本久雄、樋笠勝士、坂田奈々絵、阿部善彦、鐸木道剛、金沢百枝。
(A5判・132頁・本体1600円)
2020年3月31日[978-4-907991-60-9 C3016]
教父研究
パトリスティカ 23号
教父研究会 編
【目次】「巻頭言:教父を読む楽しさ」(高橋英海)、「アウグスティヌスのquaerereとinuenire─『三位一体論』に定位して」(小沢隆之)、「キリスト教的愛に関するアウグスティヌスの教説─『教えの手ほどき』七―八節における語りの手法に着目して」(神門しのぶ)、「アウグスティヌスにおける独身と結婚の問題─意志の正しさを軸として」(渡邉蘭子)、「カッシアヌスにおける祈りと涙」(坂田奈々絵)、「ヘシュカスムにおける涙の位置づけ」(袴田玲)、「「目」と「涙」─イグナチオ・デ・ロヨラの『霊的日記』における知覚表現と涙に関する一考察」(松村康平)。
(A5判・144頁・本体2000円)
2020年2月30日[ISSN 1341-9439]
久遠の叡智
─「永遠の今」を生きる─
ウィリギス・イェーガー 著 八城圀衛 訳
東西世界の霊操の道を双修することによって根源的実在の力動性である「神性の無」を体験した著者の深い思索と体験がこの一冊に凝縮される。
(四六判・180頁・本体1200円)
2020年1月27日[978-4-907991-58-6 C3016]
知恵
─真人への道─
越前喜六 編著
時代が変わっても永遠であり続け、私たちが立ち返るべき拠り所である「知恵」を求道者(ぐどうしゃ)でもある各分野の専門家が綴る。
(B6判・322頁・本体1200円)
2018年11月8日[978-4-907991-57-9 C3016]
ハワイアン・プライド
─今を生きるハワイ人の民族誌─
四條真也 著
「血に割合」のよる分断、養子縁組、民族の再生……ハワイ人のリアルを描いたディープなハワイ本。著者の博士論文をもとにした意欲作。
(A5判・390頁・本体6200円)
2019年8月15日[978-4-907991-56-2 C3039]
ル・フォール著作集2
ル・フォール著作集刊行会 訳
第4回配本。本邦初訳を含む全6作品。収録作品:「ゲットー出身の教皇」「海の法廷」「ファリナータの娘」「テレースの小鳥たち」「手記と回想」「永遠の女性」。全4巻が完結しました。
(A5判・508頁・本体4200円)
2019年6月10日[978-4-907991-55-5 C3397]
教会法神学論集 教会法から見直すカトリック生活
田中昇 訳・編
教会法学という確固たる規範から、教会生活を明確化するために。信徒、小教区、秘跡に関する10の問題を扱う。今後の教会形成に必須の一冊。
(A5判・528頁・本体3000円)
2019年5月13日[978-4-907991-54-8 C3010]
Contribution of Women to Con-viviality
─In/Ad Spiration to Convivials─(シリーズ 教父と相生A)
宮本久雄 編著
欧文(英語、フランス語)で書かれた論文集。執筆者=宮本久雄、Vassa KONTOUMA、袴田玲、海老原晴香、上村直樹、佐藤真基子、山田望、村上寛、阿部善彦、鶴岡賀雄。★書店販売不可。ご購入の際は弊社まで。
(A5判・226頁・本体2000円)
2019年3月29日[978-4-907991-53-1 C3016]
イラスト旧約聖書入門
ホアン・カトレット 著 三浦真菜 訳
旧約聖書の読みどころをユーモラスなイラストで紹介する。なじみのない旧約の世界を身近なものに。初めて聖書を読む人の道案内。
(小B6判・264頁・本体1200円)
2019年4月15日[978-4-907991-52-4 C3016]
イラスト新約聖書入門
ホアン・カトレット 著 三浦真菜 訳
新約聖書の読みどころをユーモラスなイラストとともに説明する。イメージの世界を通してみ言葉に親しむ。初めて聖書を読む人の道案内。
(小B6判・256頁・本体1200円)
2019年2月28日[978-4-907991-51-7 C3016]
トマス・アクィナスにおける法と正義
─共同体の可能性をめぐって─
佐々木亘 著
「神的共同体」という観点から、共同体における人間の連帯性を問い、さらに「人間とは何か」という顕現的問題を探っていく。著者3作目の博士論文を加筆・修正した。
(A5判・240頁・本体5400円)
2019年3月8日[978-4-907991-50-0 C3010]
教父研究
パトリスティカ 22号
教父研究会 編
【目次】「巻頭言:教父研究とキリスト教文化」(出村和彦)、「四世紀後半西方教会における信条について─アビラのプリスキリアヌスを事例として」(林皓一)、「エックハルトの三位一体論における存在論」(松澤裕樹)、「ニュッサのグレゴリオス『その時子自身も』における万物回復論─人格の完成と人間本性全体の完成の関わりをめぐって」(山根息吹)。
(A5判・90頁・本体2000円)
2019年1月30日[ISSN 1341-9439]
吉利支丹抄物 [解説と現代訳]
─書き残されていたキリシタンの信仰─
坂井良美 著
1920年、あの「ザビエルの肖像画」と共に発見された革表紙の手帳。その中に記されていたキリシタンの指導者による教え─「ミサにあずかる心得」「聖体の連願」「祈りと黙想の手引き」を読み解く。初めて公表される注目の文献。
(B6判・124頁・本体700円)
2019年1月19日[978-4-907991-49-4 C3016]
エマオへの道で
─主日の福音・説教集─
寺西英夫 著
司祭叙階60周年を記念し、「カトリック新聞」に連載された主日の福音説教を1冊にしました。生き生きとした感性で語られる珠玉の37編。
(A5判・90頁・本体1000円)
2018年12月21日[978-4-907991-48-7 C3016]
癒し
─あなたは信仰によって癒される─
越前喜六 編著
イエズス会士を中心に11人の執筆者が「癒し」について綴る。身体・精神・心・魂の癒しを求めて──「癒し」とは神の愛に触れ、心が愛で満たされること。
(B6判・302頁・本体1200円)
2018年11月26日[978-4-907991-47-0 C3016]
香部屋係のハンドブック
─主よ、どこに過越の準備を─
白浜満/齊藤賀寿子 著
香部屋係にとって必要な典礼の知識をわかりやすく説明した現場必携の一冊。新装の改訂新版。
(A5判・124頁・本体1300円)
2018年10月30日[978-4-907991-46-3 C3016]
隠れキリシタン
─生月・五島から受難に息吹く祈りの円い─
宮本久雄 著
結婚式に偽装した隠れキリシタンの「叙階式」(お移りの儀式)を写真と共に解説した小冊子。
(A5判・22頁・本体500円)
2018年8月10日[978-4-907991-45-6 C3016]
東方キリスト教研究
エイコーン 48号
東方キリスト教学会 編
【目次】「三一的存在としての人間」(袴田玲)、「ブルガリアのヘシカスト エフティミ・タルノフスキによる『イワン・リルスキ年代記』」(二宮由美)、「ニュッサのグレゴリオス『魂と復活について』5・1─23、日本語訳」(矢ヶ崎紘子)、「善く生きることの意味と成立根拠を問う」(土橋茂樹)、「アレテーの成立とロゴス・キリスト」(谷隆一郎)。
(A5判・94頁・本体1500円)
2018年9月30日[ISSN 0915-4507]
ロヨラの聖イグナチオと女性たち
ホアン・カトレット 編/小山裕子 訳
イエズス会の初期に使徒的活動に携わっていた女性信徒たちの姿を追って。現代のわれわれが回復すべきものは何か
(四六判・128頁・本体900円)
2018年6月29日[978-4-907991-44-9 C3016]
キリスト教と諸宗教
─対決から対話へ─
ジャック・デュプイ 著 越知 健/越知倫子 訳、阿部仲麻呂 監修・解説・註釈
「教会外に救いなし」「イエスこそ唯一の救い主」の真意、「救いの計画における他宗教の意味」など、重要かつ難解な神学的命題について、現代カトリック教会の立場から明快に論じる。「諸宗教の神学」を学ぶための基本文献。
(A5判・524頁・本体3400円)
2018年4月30日[978-4-907991-43-2 C3016]
愛と相生
─エロース・アガペー・アモル─(シリーズ 教父と相生@)
宮本久雄 編著
教父たちが残した思想的遺産を「相生」概念を鍵として検証し、キリスト教研究の新たなアプローチの構築および現代社会への適用方法に示唆を与える。プラトンからギリシャ教父、アウグスティヌス、トマス・アクィナスを取り扱う。執筆者=宮本久雄、出村和彦、山本巍、土橋茂樹、袴田玲、樋笠勝士、佐藤真基子、山本芳久。
(A5判・206頁・本体2000円)
2018年4月13日[978-4-907991-42-5 C3016]
ミサ聖祭に与るための準備
ロマーノ・グアルディーニ 著 アンドレア・ボナツィ 訳注
世俗化する現代社会の中で、ミサとは何か、ご聖体とは何かを問いかける古典的名著。20世紀を代表するカトリック神学者で、第2バチカン公会議の典礼改革に大きな影響を与えたグアルディーニの代表作の待望の邦訳。
(A5判・248頁・本体2000円)
2018年3月9日[978-4-907991-41-8 C3010]
テオーシス
─東方・西方教会における人間神化思想の伝統─
田島照久・阿部善彦 編
テオーシス(人間神化思想)によってキリスト教霊性を読み解く。古代〜近代に及ぶ日本初の本格的研究。執筆者=田島照久、阿部善彦、土橋茂樹、大森正樹、谷隆一郎、 袴田渉、宮本久雄、菊地智、村上寛、西村雄太、山崎達也、松澤裕樹、松村康平、鶴岡賀雄、松山康國。
(A5判・556頁・本体4500円)
2018年2月9日[978-4-907991-40-1 C3016]
教父研究
パトリスティカ 21号
教父研究会 編
【目次】 巻頭言「聖書の探求・意味の再発見としての教父の聖書解釈」(出村みや子)、「ハンス・ヨナス『グノーシスと古代末期の精神』によせて」(大貫隆)、「グノーシス対プラトン『ティマイオス』」(山本巍)、「人間的自然・本性の神化とその成立根拠」(谷驤齪Y)、「エックハルトのテオーシス思想における『離脱』と『神との協働』」(田島照久)、「マクシモス、ディオニュシオス、トマス・アクィナス」(山本芳久)、「『無原罪の宿り』図像の形成」(福田淑子)、「アジア環太平洋初期キリスト教学学会とその研究集会の位置づけについて」(戸根裕士)。
(A5判・146頁・本体2000円)
2018年1月30日[ISSN 1341-9439]
ドイツ神秘思想〈と〉京都学派の宗教哲学
─九十歳をお迎えになられた上田閑照先生に感謝を込めて─
長町裕司 編著
西田幾多郎、西谷啓治、クザーヌス、エックハルト、さらに浄土仏教を取り上げ、 その潮流の結節点を探る。〈宗教哲学フォーラム〉(第5、6回)における5講演と書き下ろし1編を収録。執筆者=長町裕司、氣多雅子、森哲郎、田島照久、八巻和彦、武田龍精。
(A5判・230頁・本体3200円)
2018年1月19日[978-4-907991-39-5 C3010]
詩編を祈る
─人間の経験から生まれる詩─
レナト・フィリピーニ 著
好評のレクティオ・ディヴィナ・シリーズの2作目。厳選された24の詩編を黙想し、祈りへと導く。雨宮慧神父(上智大学神学部名誉教授)推薦。
(四六判・158頁・本体1000円)
2017年12月8日[978-4-907991-38-8 C3016]
霊性
─光輝く内なる言葉─
越前喜六 編著
12人のイエズス会士と1人の仏教徒がそれぞれの「霊性」理解を語る。多くの証言から浮き彫りになる「霊性」とは何か。
(B6判・454頁・本体1300円)
2017年11月3日[978-4-907991-37-1 C3016]
聖職者の違法行為と身分喪失
─その類型と手続き規則─
田中昇 著
世界各地で見られる聖職者の違法行為について教会としてどう対応するのか──秘跡論、教会法、公文書に基づき、実際的な問題の取り扱い方を示す。司祭職の聖性の保護のために。
(A5判・270頁・本体2800円)
2017年9月29日[978-4-907991-36-4 C3016]
カトリック教会における婚姻
─司牧の課題と指針─
田中昇 著
複雑な事情にある信徒の婚姻生活の現実的な問題に、どのような司牧的配慮を行うべきか。そのための判断基準を公文書や教会法などから示す。司祭必携の一冊。
(A5判・452頁・本体3800円)
2017年7月31日[978-4-907991-35-7 C3016]
イエスは何を教えたか
─福音書にみる人々への限りない愛と希望─
三浦泰昌 著
イエスが生きた時代状況をふまえながら、福音書が今日のわたしたちに語りかける意味をわかりやすく解説する。聖書を読むための道しるべとして最適。
(A5判・226頁・本体1000円)
2017年7月14日[978-4-907991-34-0 C3016]
サクスム
─アルバロ・デル・ポルティーリョの生涯─
ジョン・F・カヴァデール 著 宮代泰子 訳
オプス・デイ創設者の腹心として、後継者として尽力した福者ドン・アルバロの伝記。スペイン内乱、世界大戦、第二バチカン公会議、と波乱の時代を生き抜いた彼の生きざまを描く。
(A5判・274頁・本体1800円)
2017年5月12日[978-4-907991-33-3 C3016]
東方キリスト教研究
エイコーン 47号
東方キリスト教学会 編
【目次】 「書評会 谷寿美著『ソロヴィヨフ─生の変容を求めて』」(司会・土橋茂樹)、「ロシアにおける神の智恵・ソフィアとそのイコンについての補足的説明」(谷寿美)、「評者(大森正樹)」、「初期キリスト教における『笑い』」(山田庄太郎)、「後期ビザンティン聖堂装飾における『受胎告知』」(清水美佐)、「フランス・パリにおける教父学および東方キリスト教研究の現況」(袴田渉)。
(A5判・92頁・本体1500円)
2017年3月30日[ISSN 0915-4507]
イグナチオ・デ・ロヨラの 霊的日記
ホアン・カトレット 著、高橋敦子 訳
イエズス会の清貧についての識別のために、へりくだりのイエスを観想しつつ、綴った魂の記録(1544年〜1545年)。重要な小論「清貧について」も収録。
(四六判・168頁・本体1200円)
2017年3月16日[978-4-907991-32-6 C3016]
ロザリオ
─信仰の花束─
ジョマル・ヴィグネロン 著、レミ・オード 訳
ロザリオを黙想するための案内書。聖書や教父、聖人たちの言葉で黙想しながら、イコンとともに、祈りを深める。
(A5判・294頁・本体1800円)
2017年1月16日[978-4-907991-31-9 C3016]
教父研究
パトリスティカ 20号
教父研究会 編
【目次】 巻頭言「岩下壮一師とアウグスティヌス」(荻野弘之)、「アウグスティヌスにおける「貧困」「病」そして「老齢」」(出村和彦)、「アウグスティヌスにおける「美」の経験」(樋笠勝士)、「アウグスティヌスの聖書解釈」(水落健治)、「新神学者シメオンの光体験」(鳥居小百合)、「エックハルトにおける「一」」(阿部善彦)、「神の「測定」について」(徳田安津樹)。
(A5判・140頁・本体2000円)
2017年1月30日[ISSN 1341-9439]
希望
─ひとは必ず救われる─
越前喜六 編著
イエズス会士を中心に11人の執筆者が「希望」について綴る。混沌の時代を生きるための道しるべ。「[天の父の家]に帰ることこそ、われわれの希望の源」。
(B6判・342頁・本体1200円)
2016年12月3日[978-4-907991-30-2 C3016]
善美なる神への愛の諸相
─『フィロカリア』論考集─
土橋茂樹 編著
3〜15世紀の東方キリスト教圏の霊的師父による著作群『フィロカリア』──その知的資産がもつ豊かな可能性を多彩な切り口で描き出した論文集。[執筆者]=大森正樹、谷 隆一郎、宮本久雄、桑原直己、鳥居小百合、坂田奈々絵、土橋茂樹、袴田玲、金子麻里。
(A5判・268頁・本体2900円)
2016年10月18日[978-4-907991-27-2 C3016]
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